日本での３DCG制作

このような記事があります。

経産省　３ＤＣＧの制作者育成へ　日本アニメ　地盤沈下に危機感（元記事は削除されています）
SankeiBizより

2Dアニメにおいては実績のある日本ですが、3DCGの分野ではかなり出遅れているようです。

国内の制作現場は小規模事業者が大半を占め、低い制作費の押しつけや人材の海外流出が問題になっているようです。

このような環境ではなかなか若い制作者が育たちません。優秀な方は海外へどんどん流出していく現状もあり、日本での活躍の場が無いという状況です。

他の国の話ですが、イギリスやカナダでは政府のとる税金と映画製作への優遇措置によってハリウッドの仕事がたくさん入っているようです。

そのような制度が国内でもできれば制作現場の待遇の改善や海外からの仕事も入ってきて、一つの産業として発展することが期待できます。

実際にそのように考えている方もいらっしゃいます。

3D業界もそうですが2Dアニメ業界の待遇の厳しさもよく耳にします。やはりそのような環境下では優秀な人材でも現場を離れてしまうということが起こってしまうし、その業界へ入るのを断念してしまうという人も多いかと思います。

私自身も制作者の一人として国内のクリエティブ業界の待遇の改善のために経産省の動きに期待したいと思います。