2010年に訪れたタナガーグムイ
10年前、2010年9月20日。友人とともに泳ぎに行ったタナガーグムイ。
向かうまでは知らなかったけど、ここは毎年水難事故が多発することで有名で、何人もの死者を出し、2017年に起きた米兵の死亡事故を最後に立ち入り禁止区域になったそうです。
Googleフォトを整理していたら2010年、当時のiPhoneで撮影したタナガーグムイの写真・動画が出てきたので編集してYouTubeへアップしました。
タナガーグムイの滝へ向かう
タナガーグムイとはタナガー(テナガエビ)がクムイ(群れる)という意味で、テナガエビが多く生息しているようです。
沖縄県国頭村安波の森の中にあってアクセスのしづらさから秘境といっても過言ではありません!
入り口にはこのような警告が。
行く前からビビります。
友だちは一度来たことがあるようなので友だちを先頭に3人で降りていきます。
思ってたより過酷!
かなりの急斜面を降りていくので足元がかなり滑りやすい。
そのためかあちこちにロープが用意されていてそれを伝って気をつけながら降りていきます。
タナガーグムイへ到着
到着してすぐに目に入ってきた看板がこれ。
何度も水難事故があるのでこういう看板を設置しているようだ。
そして目に飛び込んできた光景がこれ!
鬱蒼と茂ったジャングルのなかに突然現れた大きな池!まるでジュラシックパークの世界のような光景だったと覚えてます。
テンションが上がる!
早速友だちが泳ぎだす。
9月の沖縄はまだまだ暑くて海水浴できるが、やはり山の中の池は冷たい。
そのまま泳いでターザンスポットへ。
おそらくこちらへよく来る米兵が木に登ってロープを縛って作ったんでしょうね。
自分もやってみましたが思ったより怖かった~
滝壺へ向かう
さて、メインの滝の方へと泳いでいきます。
防水ケースに入れたiPhone4を片手に平泳ぎで向かう。
このときのスタイルは海パンにサンダル。
泳ぎながら思ったけど海よりもかなり泳ぎづらい。
やっぱり淡水だと沈みますね。
泳ぎには自信がありましたが、流石に疲れるので浮き輪持ってこればよかったと思いました。
中継ポイントの岩場に上がって周辺を見渡す。
森の中で泳ぐって海とは違ってまた良い!
非日常な感じが凄いです。
このあと泳いで滝壺へ。
遠くからは小さく見えた滝ですが、近くまで行くと想像以上に激しくて迫力がある。
これ以上近づいたら滝壺に飲み込まれそうだったのでこの場でとどまりました。
当時はあまり気にしませんでしたが、この滝壺に何人も飲み込まれて命を落としていると考えると危ないことしているなと反省。
しばらく泳いでいると他の団体さんが到着。
いろいろとグッズ持ってますね。
何度か来たことあるのでしょうか。遊び慣れている感じでした。
自然は美しくも恐ろしい
当時は沖縄にもこんな大自然があると知って感動しました。
見渡す限り大自然の中に身を置くとその美しさに圧倒されます。
それと同時に滝壺に近づいたときの恐怖、そして後日ネットで調べたら水難事故が本当に多く起こっていることを知って、その時自分が水難事故にあってもおかしくなかったと考えるとゾッとします。
今では釣りをして楽しむ機会が多いですが、自然の恐ろしさも忘れずに気をつけて楽しみたいですね。
大自然の前で人間は無力だ
でわでわ~
コメント
死亡事故が起きるのは、入口側の滝ではなく、出口側の滝です。
4倍は高く、滝壺は非常に狭いので自分は飛ぶどころか、そこまで行けませんでした。
前にも、残波岬から大声を上げながら飛び込んでいた兵隊がいた。いかにも、いかにも頭が悪そうな面相をしていた。